理事長挨拶

創立110周年記念事業募金にあたって

学校法人国士舘 理事長
創立110周年記念事業
募金委員会委員長
大澤 英雄

国士舘創立100周年(2017)を記念して進められた募金事業に際しましては、皆様の多大なるご支援とご協力を賜り誠に有難うございました。皆様のご助力のお陰をもちまして当該記念事業計画を成功裏に完了することができました。
ここに、改めて衷心より厚く御礼を申し上げます。
創立100周年記念事業での成果は、本学の将来構想として平成27年(2015) から実行された学校法人国士舘第1次中長期事業計画の強固な基盤となり、また令和2年(2020)から実行に入っている第2次中長期事業計画の大きな土台となって、新たな改革の推進役を果たしています。このように、本学が多年にわたって改革を進めていく中、我が国の社会構造はさらに大きく、かつ急速に変革しています。その要因とされる我が国の少子高齢化、グローバル化の進展や人工知能の技術革新は、学校教育に大きな影響を及ぼし教育の質の向上、ことに中等?高等教育機関には新たな価値を創造し未来を担う人材の養成を求めてきています。
本学はこれらの要求を捉え、建学の理念の下、「世のため人のために尽くしうる有為の人材養成」を方針に掲げ、数多の改革をもって邁進しています。教育カリキュラム改革では新時代にふさわしい国士舘教育のブランド化を目指し、本学独自の「防災教育」を教育プログラムに取り入れ、災害でのボランティア活動や防災リーダー等の実践を通して、主体的に多様な人々と協働する力を身につけた人材の養成に全力を挙げています。体育?スポーツ面では、本学のスポーツ活動を推進し、学園校地の拡充を図りスポーツ施設環境の整備と共に、スポーツ推進に関わる様々な課題解決に全学的に取り組んでいます。
こうして、たゆみなく進めていく改革の中にあって、この度の『国士舘創立110周年記念事業募金』は、本学園改革の総仕上げを目指す第2次中長期事業計画において大きな役割を担うことになります。
当募金趣意書に掲げる達成目標を共に有し、国士舘の更なる発展に向かってのビジョンを実現していきたいと存じます。
皆様方には、創立110周年記念事業募金の趣旨にご理解と賛同をいただき、格別のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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