マネージャーの声とは
本企画は、クラブ?サークルの主将?主務?マネージャーに執筆をお願いし、クラブ?サークルの活動紹介をはじめ、苦労ややりがいなどを紹介しています。
会計 近藤奈央(文学部3年)
<2016年10月25日執筆>
私たち書道部は、主に楓門祭での展示へ向けての個々の作品を完成させるために活動しています。普段の活動や、夏?春の合宿など一年間を通して書き続けてきた私たちの〝書〞をたくさんの人たちに見ていただくために日々、筆を握っています。
私が書道部に入ったきっかけは、5歳の頃から続けてきた大好きな書道をこれからも続ける場所がほしいと探していたからでした。
実際は、他の部活との兼部をしているため、あまり多くの時間を書道部の活動に費やせていません。しかし、監督の先生、多くの先輩方、そして仲間たちに支えてもらい、会計という仕事をしながら、今も楓門祭の展示へ向け作品を作っています。
書道というと、個人でそれぞれ作品に取り組むイメージが強いように思います。私も書道部に入った当初はそう思っていました。しかし、わが書道部は毎年楓門祭で個々の作品だけでなく、部員全員で創り上げる合作も展示しています。
全員で一つの目標に向かって努力するということは、これまでスポーツだけだと思っていましたが、みんなで一つの作品を完成させたときの達成感や喜びというのは、書道でも体感できるのだということを知りました。
幸いなことに、書道部には毎年性別?年齢?書道経験の有無に関係なく多くの人たちが見学にきてくれます。先輩方が残してくれた部の伝統や、書道は「堅苦しいものではなく楽しいもの」という気持ちを、新しく入部する人や初めて書に触れる人たちと共に受け継いでいきたいと思います。