マネージャーの声とは
本企画は、クラブ?サークルの主将?主務?マネージャーに執筆をお願いし、クラブ?サークルの活動紹介をはじめ、苦労ややりがいなどを紹介しています。
副主将 青田春樹(法学部2年)
<2016年10月25日執筆>
突然ですが、皆さんは国士舘大学に射撃部があることをご存じですか?
リオ五輪に出場された本学法学部卒業生?佐藤明子さんのポスターを見て、初めてこの競技を知った方も多いのではないでしょうか。一般的にはクレー射撃が有名ですが、射撃部ではエアライフルやエアピストルでの標的射撃を行っています。
我が部の歴史は長く、学生射撃で上位に位置していた時期もありました。しかし、ここ数年は部としての活動が停滞していました。私が入部した時はまだ、個々で練習をしているような状態で先輩の顔だけでなく名前も分かりませんでした。
3月に卒業された前主将が部の再建に向けて動き出し、現在の主将によって日本学生ライフル射撃連盟に復帰できました。現在は13人の部員が所属しています。大学内に射撃場がないため、世田谷区総合運動場の射撃場で練習しています。
入部して感じたことは、部としての基盤がしっかりしていることの大切さです。入部後すぐに練習を始め、新人戦に出て公式戦デビューをする。当たり前のことだと思っていましたが、整った環境があるからこそできるのだと実感しました。
ライフルやピストルを所持するには、公安委員会が実施する試験に合格し、公安委員会と警察の審査に通る必要があります。所持までに手間も時間もかかるため、まだ練習することができない部員もいます。
私の目標は、卒業までに部員全員が練習して公式戦に出られる部にして、次に繋げることです。
復活を目指す射撃部の応援をぜひお願い致します。