第70回全日本剣道選手権大会が11月3日、東京?日本武道館で開催され、本学体育学部講師の安藤翔選手(6段)が2位となりました。
10回目の出場で優勝を狙う安藤選手は、準決勝で本学卒業生の矢野貴之5段(警視庁)に勝利し決勝に進出。迎えた決勝では村上哲彦5段(愛媛県警)に対し序盤から前に出てコテで攻めるも、わずかな隙を突かれてメン2本を決められ惜しくも優勝を逃しました。
安藤選手は平成25年本学体育学部を卒業し北海道警察に9年間勤めた後、今年4月から本学講師となり剣道部でコーチも務めています。学生時代は第60回全日本学生剣道選手権大会で男子個人戦優勝、第60回全日本学生剣道優勝大会で男子団体戦優勝のほか、平成27年に韓国で行われた第17回世界剣道選手権大会では男子個人戦で優勝、団体戦でも第16回に続き優勝するなど、輝かしい成績を残しています。
本大会の結果を受け安藤選手は「この日の為に、学生と共に稽古に励んできた。学生の期待にも応えることができず本当に悔しい。今回の悔しさを忘れず、更に努力してまた優勝を目指していきたい。現在、2年後に行われる世界大会(イタリア)に向け合宿を行っている。日本代表のキャプテンとして選ばれているので、もっともっと自分のレベルを上げ、また学生と共に厳しい稽古に励んでいきたい」と今後の抱負を語りました。
本大会は各都道府県を代表する64人のトーナメントで行われ、東京都代表の5人のうち3人が、全出場者のうち11人が本学卒業生でした。
安藤講師