今年のドラフト会議で、千葉ロッテマリーンズが3位で髙部瑛斗選手(21世紀アジア学部4年)を指名したことを受け、同球団スカウトの永野吉成、福澤洋一の両氏が来校し、大澤英雄理事長、佐藤圭一学長に球団指名あいさつを行いました。
あいさつでまず永野氏が「チームの補強として、即戦力となる優れた外野手を求めていた。国士舘に何度も足を運んで実際に髙部選手を見続けた福澤スカウトの『どうしてもうちに来てほしい』という熱い思いが実り、3巡目で指名させていただいた」と語ると、福澤氏は「この一年間、ずっと髙部選手を近くで見ていてその能力に惚れ込んだ。志の高さを、言葉だけでなく行動で示し続ける姿にも強い感銘を受けた。ぜひ我がチームの仲間となって、共に戦っていただきたい」とあいさつしました。
これに対し大澤理事長は「東都大学2部リーグで活躍した選手を、このように高い順位で指名していただいたのは光栄なこと。あとは本人次第なので、髙部選手にはぜひ頑張ってほしい」と激励し、佐藤学長は「いま若い人たちのファンが増えているという千葉ロッテマリーンズから指名をいただけたことは大変うれしい。我々も強い期待を持ちながら応援していきたい」と述べました。
髙部選手は「ファンの皆様から応援されるような選手になって、しっかり恩返しができるよう、感謝しながら精一杯やっていきたい。自分の活躍によって大学も盛り上がるよう、全力を尽くす」と力強く抱負を語りました。
硬式野球部の西江錦史郎部長と辻俊哉監督も同席する中で一行は懇談し、今まで本学硬式野球部が輩出したプロ野球選手の話や、サッカーの若手育成に情熱を注いできた大澤理事長から、スカウトする際の決め手についての質問が出るなど、終始和やかな雰囲気が流れていました。
その後場所を移して、髙部選手はメディアの取材を受けながらプロ入り後の抱負や、これまで歩んできた道のりなどを語りました。
- あいさつする千葉ロッテマリーンズ?永野氏(左)と福澤氏
- 髙部選手(左)と辻監督
- 決意を語る髙部選手
- 一同で記念撮影
- 左から福澤氏、髙部選手、永野氏
- 力強く“挑戦”と書き記した色紙とともに