研究活動の紹介
利益吐き出し責任に関する救済の実現法理と適用範囲を研究
無断で他人の物や権利を利用して得た利益が、その違法な利用者の才覚により客観的価値を上回る場合、その利益は誰のものか。違法な利用者ではなく、権利者に帰属させるべきであるとすれば、どのように実現すべきか、これを実現している英米法の救済法の体系と実現法理の分析を通じ、日本法での実現可能性を検討しています。
ゼミの紹介
民法(財産法中心)の主要制度に関する事例問題と判例法理の検討
講義で学んだ制度に関する事例問題の検討と、問題を解くために学ぶべき判例の分析をしています。判例は、担当者が資料を調べて判決の内容や学説を報告し、全員で判例の意義や問題点などを検討し、判例法理に関する理解を深めます。自分で問題を解くことで、論理的な思考力?文章力を身に着け、報告でプレゼンテーション力を磨きます。