研究活動の紹介
さまざまな史資料を用いた、中国古代の歴史?社会?文化の研究
中心的に扱っているのは、戦国時代から秦の始皇帝、項羽と劉邦などが活躍した時代です。陳勝?呉広の乱を起こした陳勝は「王侯将相寧んぞ種あらんや」と言ったとされますが、そうした発想が生まれた背景にはどのような社会があったのか、なぜ秦を滅ぼしたのは楚だったのか、その楚とは一体何だったのか、などについて研究しています。
ゼミの紹介
歴史学の手法から、歴史教育、歴史からの学びについて考える
歴史はさまざまな史資料をもとに語られますが、過去の人々がのこした史資料を理解するためには、その時代?その地域の人々の価値観をふまえ、史資料を通じて当時の人々と対話を重ねていくことが重要です。現在、歴史教育はより歴史学に近づいているといわれており、ゼミではそうした歴史学の手法をもとに、歴史を学ぶことにはどのような意味があるのか、それによりどのような力を育てることができるのかを考えていきます。