研究活動の紹介
国際マクロ経済学:国際資本移動による所得分配への影響
日本と外国の経済取引を示す「国際収支」という統計によると、近年は日本から外国への直接投資(外国企業の買収や外国での事業拠点の設立など)が増えています。こうした企業行動の変化により、国内の設備投資や人的資本への投資にどのような影響が生じるのか、所得の不平等は拡大するのかという問題を研究しています。
担当授業の紹介
国際マクロ経済学(基礎)
1ドル=〇円という数値で表される為替レートが変化すると、輸入品の価格変化を通じて国内の物価が上がるインフレーションが生じるなど、日本のマクロ経済は大きな影響を受けます。為替レートはなぜ変化するのか、円高や円安への動きを予想することはできるのか、何円くらいの為替レートの水準が適切といえるのか、国際マクロ経済学の研究に基づいて議論していきます。