政経学部の石見ゼミナールが、2月16日(日)、若林公園で開催された防災なべフェスティバルに参加し、フランクフルトの販売やステージの部での落語ワークショップなどを行ないました。この防災なべフェスは、地域住民の防災意識の向上を目的に昨年から始められたイベントで今回が2回目の開催でした。
石見ゼミでは、カセットコンロを用いて、フランクフルトの販売を行いました。常に行列が絶えない人気の売れ行きでした。また、ステージの部では、地元の落語家の賛友亭遊華さんのご協力により、「防災」をネタにした噺をご披露いただき、その後、地域の子どもたちや学生、一般の市民の方が小噺にチャレンジする国士舘落語ワークショップを開催しました。
会場では、町会や商店街、PTA、市民サークルなど多様な団体が、災害時に利用するかまどベンチを用いて、芋煮、ロールキャベツ、ポトフ、お汁粉、ちゃんこなど、熱々のなべ料理を販売しました。また、起震車や煙中体験、三角巾体験、マンホールトイレや防犯グッズの展示などの防災意識の啓発体験?展示もあり、多くの市民で終日賑わっていました。
防災教育に力を入れている本学で学ぶ学生たちは、本イベントの趣旨に賛同し、ボランティアとして、物販や落語ワークショップを担当すると共に、早朝の備品運び込み、テントなどの会場設営からイベント終了後の後片付けまで関わりました。いろんな市民の方々や団体との共同作業を通して、まちづくりを実践的に学ぶ1日となりました。



