今年3月に開催された地球惑星科学分野データにおけるAIモデル作成コンテスト「GeoSciAI 2024」（日本地球惑星科学連合主催）で、本学体育学部こどもスポーツ教育学科の榎本理恵講師（統計学、多変量解析）ら4大学による教職協働チームが、課題「太陽観測データからの太陽フレア発生予測」で最優秀賞を受賞しました。
このコンテストは、日本地球惑星科学連合が提供する「地震」「気象」「宇宙天気」の3分野から課題データを選び、課題の目的達成に向けた深層学習モデルを作成し、評価データをもとに評価スコアを競うものです。今回受賞の宇宙天気分野の課題で、本チームは太陽磁場画像を使用して太陽フレアの発生予測を高精度で行える機械学習モデルを作成しました。
本チームは、代表の東京工芸大学職員?橋本俊之氏ら東京工芸大学から2人、茨城大学と金沢工業大学からそれぞれ1人、そして本学?榎本講師の合わせて5人。榎本講師は、「対面およびオンラインによる円滑なコミュニケーションが、素晴らしい結果をもたらしました。この経験をこれからの教育や諸活動に生かしていきたいと思います」と、教職協働の成果と大学間交流の意義を述べ、受賞の喜びを表しました。
