創立100周年の記念事業の一環として実施した百年史編纂事業の成果を基礎として、新たな学園史の編纂に向けた取り組みを進めています。
学園史の編纂は、日本近現代史の中で国士舘が果たしてきた役割、また創立者柴田德次郎をはじめとする本学関係者の事績を、客観的歴史資料に基づいて学術的に明らかにすることを目的としています。
国士舘史資料室では、本学に関わる資料の調査と収集、将来へ継承するための保存活動などとともに、先の編纂事業を補遺する学園史編纂に向けて取り組んでいます。
学園史編纂の取り組み
1.編纂の基本理念
国士舘の創立から今日に至る教育?研究の歩みを、客観的歴史資料による学術研究に基づいて明らかにしようとするものである。編纂にあたっては関係史資料を博捜し、その成果を次代に継承するよう万全を期するとともに、国士舘発展の足跡をとりまとめ、自校史教育等での活用にも資するものとする。
2.編纂の基本方針
- 一次史料による学術的な調査研究の成果に基づき編纂する。
- 創立以来築かれてきた建学の精神と、私学としての特徴ある学風?伝統に注目する。
- 国士舘の歩みを、同時代の日本歴史、社会的背景との関連を重視しつつ編纂する。
- 国士舘と地域社会との絆、協力関係の歴史を重視する。
3.これまでの編纂事業(主な刊行物)
1997(平成 9)年 | 『国士舘80年の歩み』刊行 |
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2007(平成19)年 | 『国士舘九十年』刊行 |
2015(平成27)年 | 『国士舘百年史 史料編』刊行 |
2017(平成29)年 | ブックレット『国士舘100年のあゆみ』刊行 |
2021(令和3)年 | 『国士舘百年史 通史編』刊行 |