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2024年07月04日

令和6年度世田谷プラットフォーム リスクマネジメント部会の講演会が開催されました

7月4日、世田谷キャンパス?メイプルセンチュリーホール5階第1会議室で、令和6年度世田谷プラットフォーム リスクマネジメント部会による講演会が開催されました。

 

この部会は、世田谷プラットフォーム協定校(国士舘大学?駒澤大学?昭和女子大学?成城大学?東京都市大学?東京農業大学)が集まり、災害発生時の初動対応や地元との連携など防災について検討するもので、今回は講演とワークショップの2部構成で開催されました。

 

テーマは「令和6年能登半島地震における高等教育機関の災害対策と課題」。第一部では、国際医療福祉専門学校七尾校の学校長である花田邦和氏が登壇し、「能登半島地震直後の活動と今後の課題について」と題して講演しました。
花田校長は、はじめに石川県における地震の被害状況について説明し、学校の被害状況、そして発災からの活動を時系列に説明しました。
花田校長自身、救急救命士であり消防署での勤務経験もあることから、学生と教職員の安否確認はどのような方法でおこなったか、一番困った生活用水の確保の方法など、的確にわかりやすく被災状況を説明。学生だけではなく教職員も被災者であることの困難さ、公立校ではなく私立校であるが故の復旧の難しさなど、実際経験してはじめて考えさせられる多くの壁についても語りました。
活動を通し今後の課題として、「被災地の医療系専門学校は、さまざまな活動の拠点として運営できる可能性を秘めているが、私立校ゆえの各種申請の難しさや復旧スピードの遅さも影響し、学校施設、とくに生活用水の復旧に未だめどがたっておらず、検討が必要だ」と述べました。
講演後の質疑応答では多くの手が挙がり、「教職員の取りまとめについて」「事前に準備しておけばよかったこと」などの質問が投げかけられました。

 

  • 講演する花田校長講演する花田校長
  • 質疑応答の様子質疑応答の様子
  • 石川県七尾市での本学の災害ボランティア活動をまとめたパネル石川県七尾市での本学の災害ボランティア活動をまとめたパネル

続く第二部では、本学防災?救急救助総合研究所の石﨑貴准教授がファシリテーターを務め「防災ワークショップ」が開催されました。
ワークショップでは、第一部講演の【気づき】を【学び】に変化させること、そして参加者同士の緩やかなつながりをつくることで次に繋げることを目的として、「大学の防災対策」についてグループに分かれブレインストーミングをしました。
グループ分けでは、大学ごとに固まってしまわないよう出身地が近い人たちで4グループにわけ、石﨑准教授主導のもと意見が出されました。
各グループ模造紙に所属大学の防災対策における問題点を付箋に書き出し貼っていきグルーピング。他のグループも参考にしながら各グループ問題の解決策を練り上げ、最後に発表の時間となりました。
どのテーブルからも、気付きの感嘆や提案の声が聞かれ、大学の垣根を超え活発な意見交換の姿が見られました。

最後に石﨑准教授は「ぜひ、今回の学びを各大学に持ち帰り、日々できることからどんどん現実させて、人と人とのつながりを大切に、継続していただけることを期待します」と述べ、ワークショップを締めくくりました。

  • 石﨑准教授石﨑准教授
  • 付箋に問題点を記入付箋に問題点を記入
  • 活発な意見交換をする各テーブル活発な意見交換をする各テーブル
  • グループ発表の様子グループ発表の様子

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2024年07月08日更新

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