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卒業生

情報分野の専門知識を活かした電気設計という業務。建物に“命を吹き込む” 醍醐味を感じています。

理工学部 理工学科 電子情報学系 2021年度卒業 野口 智弘

在学中に身に付けた情報分野の専門知識を活かしながら、幼い頃から興味があった建築分野にも携わりたいと考え、建築事業だけでなく、情報系事業にも力を注いでいる大林組に入社しました。

現在は、2025年に開催される「大阪関西万博」※会場のシンボルである大屋根(リング)の電気設計を担当しています。屋上歩道の照明やコンセント、消防設備など、いわば建物に“命を吹き込む”仕事。歩道の照明間隔が5ミリ異なるだけで建物の印象がまったく変わってしまう電気設計の奥深さに、難しさと同時に醍醐味を感じながら取り組んでいます。

業務では迅速な判断が求められるため、迷ったらすぐに周囲に相談し、解決策を導き出します。社会人としてのコミュニケーション能力は、在学中に所属した、OBとの交流などの学外活動が活発な中村 嘉志先生の研究室で培いました。

卒業研究では、機械学習を用いて人の密集判別を行うシステムを開発し、社会課題をIT技術で解決する意義を実感。将来は、情報部門に所属し、ICTを活用して建物に付加価値を与える、スマートビルプラットフォーム事業への参加を希望しています。※正式名称:2025日本国際博覧会


掲載情報は、2023年のものです。