Voice

在学生

景観デザインを学ぶ授業で養った発想力を活かし、駅前広場や公園の設計に携わる夢を叶えたい。

理工学部 理工学科 まちづくり学系3年 伊藤 翔

理工学部に進学しようと思った理由を教えてください。

まちづくりに関心があり、駅前広場や公園など公共空間のデザイン?設計に興味を持っていました。理工学部には、それらに特化した講義、研究室があったからです。また、そのほかにも土木分野の幅広い知識を学べる講義を受けることができ、かつ少人数制ということで、まちづくりに対してより学びを深められると思ったからです。

いま一番興味?関心を持って学んでいるテーマや分野、科目は何ですか。

私がいま一番関心があるテーマは景観デザインです。景観デザインに興味を持ったのは、高校の時に街づくりをするゲームにハマっていた事がきっかけです。ゲームの中で自分好みにベンチや木などの物の配置し、全体の構成を考えて、より良い空間をゲームの中で考えて作っていくうちに実際に学んでみたいと思いました。
実際に自分の思い描いたデザインを絵や模型にして形になっていく時はとてもわくわくして楽しいです。しかし、なかなか案が思い浮かばなかったり、思い描いている物をなかなか絵や模型にできなかったり、苦労することがほとんどです。その上で先生や仲間に意見を聞いてもらい共有しアドバイスをもらうことで、より洗練されたデザインにたどり着き、完成した時はとても達成感を感じられます。

学年を重ねることで、どのような成果、成長を遂げ、ステップアップできていますか。

学年を重ねていく上で、自分自身まちづくりに関する専門知識を得ることができました。1.2年次は基礎知識から学び、現在はそれらの知識を応用、実践することが多くなっており、自分自身、成長を感じられています。
その上で私が一番成長を感じられていることはプレゼンテーション能力です。景観デザイン等の講義では作品を作って終わりではなく、最後にパワーポイント等を用いてプレゼンテーションを行い、自分の作品を発表します。大勢の前で発表する機会はなかなかなく、とても緊張しますし、初めは緊張で全身震えながら発表していました。でも次第に慣れてきて、最近では、他の大学の教授や、実際にまちづくりの仕事に携わられている方々、他の学年の人たちの前で発表する機会があり、少し緊張しながらも無事やりきることができました。入学当初の自分では考えられないことであり、自分自身とても成長を感じられた場面でした。
これまでしっかりやってきて良かったなと感じましたし、今後社会に出ても役に立つことは間違いないです。これからも経験を重ねてステップアップしていきたいと思っています。

研究室?ゼミではどのような活動を行っていますか。

私は現在、二井昭佳研究室(景観デザイン研究室)で景観デザインを学んでいます。各国の優れた公共空間?土木構造物の事例を調べたり、現地に行って視察などを行っています。また、4年次からは卒業研究がはじまります。興味のある景観デザインやまちづくりについて、講義よりもより一層のめり込んで学ぶことができています。

将来のイメージについて教えてください。また、そのために取り組んでいることがあれば教えてください。

将来は、いま学んでいるまちづくりに携わる仕事をしたいと考えています。その中でも、最も力を入れて取り組んでいる、デザイン?設計職に就きたいと思っています。公務員をはじめ、設計事務所や建設コンサルタントなどの職でまちづくりに関われるので、これからの就職活動を経て、いま学んでいる分野を生かせたらと思っています。

国士舘大学で学んだことで成し遂げられた夢、または必ず成し遂げたい夢を教えてください。

私は将来、自分でデザインした空間を形にしたい、その空間を利用してもらい気に入ってもらいたい、という目標があります。その目標を叶えるためにこれからの学生生活、就活活動に励んでいきたいと考えています。

国士舘大学をめざす受験生へのアドバイス、メッセージをお願いします。

幅広い分野を学べる国士舘大学で一緒に学んで、ともにステップアップして行きましょう。



掲載情報は、2023年のものです。