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2024.08.01

学生の建築作品講評会「第53回スーパージュリー」を開催しました

理工学部の建築学系は7月27日、「第53回スーパージュリー」を世田谷キャンパスのメイプルセンチュリーホール1階大教室で開催しました。

スーパージュリーとは、設計の授業で製作された作品のうち、優秀者の作品について学外から建築家のゲストをお招きして講評を受ける学生優秀作品講評会で、年に2回開催されています。

この日は、大学院修士1年生と学部2?3年生の合わせて12人が、各学年に与えられた課題をもとに製作した作品についてそれぞれ一人ずつ発表し、講評を受けました。

建築課題は、大学院修士1年生が「中間領域のある家」、学部2年生が「シェアスペースのある2世帯のための住宅」、学部3年生が「『区民ギャラリーをもつ地域図書館』の設計」とされ、学生らは模型や図面を用いて自身のコンセプトや工夫した点を説明し、作品について発表を行いました。

ゲスト審査員には、勝矢武之氏、後藤武氏、米田明氏の3人の建築家のほか、各学年で授業を担当した非常勤講師の先生も来校し、講評を行いました。

講評では、第一線で活躍する建築家ならではの視点から作品に対してのアドバイスや質問がされ、学生らは緊張した面持ちながらも堂々と受け答えし、自身の製作した作品に対しての知見を深めました。

発表した学生からは「一流の建築家に講評をいただき、自分では気がつくことができなかったポイントを多く発見できた。今日の経験をもとに作品をよりブラッシュアップさせていきたい」といった声が聞かれました。

発表の様子
図面をもとに講評を受ける様子
模型をもとに講評を受ける様子
発表後の作品は会場内に展示
会場には多くの学生が訪れた