カリキュラム(抜粋)

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専門科目
  • コンピュータリテラシーB
  • 電子情報の基礎および演習A?B
  • 基礎数学A?B
  • 物理実験
  • 情報技術者演習A
  • 基礎化学実験
  • コンピュータ操作演習
  • スクリプト言語プログラミング
  • 線形代数A?B
  • 電気電子計測A
  • アルゴリズムとデータ構造
  • コンピュータ工学
  • 電子情報実験A?B
  • Cプログラミング入門?応用
  • 電磁気学Aと演習
  • 回路理論Aと演習
  • 電気数学A?B
  • 情報理論
  • オペレーティングシステム
  • 電気電子工学実験A?B
  • 通信工学
  • 電子回路
  • JAVAプログラミング
  • データベース
  • 電気電子材料A?B
  • ソフトウェア工学A?B
  • 画像音響処理
  • 電力工学
  • デジタル通信
  • 卒業研究
  • 高電圧プラズマ工学
  • 電波法規
  • 電気法規及び施設管理
  • パワーエレクトロニクス
全学共通教育科目 AI?データサイエンス副専攻の科目 / 共通教育科目 / 外国語科目

Pick up

デジタル信号処理

音声?画像処理では元来アナログ信号である情報をデジタル化し、周波数分析を経て圧縮符号化など種々の処理を行います。本授業では、デジタル信号の表現、フーリエ変換、デジタル?フィルタなど基本的事項について学び、さらに進んだ音声?画像処理の基礎を身に付けます。

電子情報実験A

電子情報に関する基礎的な実験の取り組み方、実験装置の取り扱い方法、報告書の書き方を学びます。5名程度で班を構成し、毎週一つのテーマについて協力しながら実験に取り組みます。実験テーマは、オシロスコープの使い方、直流電流計?電圧計、電子測定とデータ処理、ほか。

アルゴリズムとデータ構造

アルゴリズムとは計算手順のことで、コンピュータへの命令書(プログラム)の基となる設計図のようなものです。一方、プログラムを実行する際には必ずデータが必要で、優れたアルゴリズムの下には整理され構造化されたデータが隠れています。これら2つをまとめてそのままアルゴリズムとデータ構造と言い、プログラミングをする上で最も基本的で極めて重要な考え方をこの科目で学びます。

回路理論Aと演習

電気機器類の中には、それを制御する回路が構成されています。本講座では、回路の最も基本となる電気回路について学びます。この知識は、スマートフォンやコンピュータなどを構成する電子回路やデジタル回路を理解するために必要なものです。

カリキュラムの特長

発展著しい電子情報技術をしっかりと身につけるために、1年次では総合教育科目とともに主に2年次以降の専門科目の履修に必要となる基礎を少人数教育によって重点的に学習します。2年次以降順次必要な専門科目を履修しながら、情報工学分野や電気電子工学分野に分かれていき、3年次にはほぼ自分の進みたい方向を決定できるように指導していきます。

1年生から、学生約8人に担当教員が1人付き、勉学指導のみならず学校生活全般の相談に乗る手厚いサポートを実施します。

  • 情報化社会を担う電気電子工学と情報工学の基礎を学びその真理を修めます。
  • 実社会にある物に直接触れ、学んだことを具体的に体験します。この経験により問題を具体的に捉え、解決する力を身につけます。
  • 情報化社会が築く未来環境を具体的にイメージし、新しい分野を開拓して育てる、創造力を養います。

教育?研究PICK UP

4Kマルチメディア?スタジオ

学生によるインターネット放送実習

マルチメディア?スタジオ(インターネット放送実習)

近年SNS関係のサービスは飛躍的に普及し、様々な場面でマルチメディアコンテンツを制作?公開する機会が増えています。
本学では2011年より本格的なスタジオを運用しており、2019年には映像?放送機材をフル4K化し、学生の手によるインターネット放送実習を継続的に実施しています。放送実習では、プロの映像制作会社に協力いただき、カメラ、スイッチャー、音声、配信、フロアディレクションなど、およそ放送局でやっている役割は全て学生が担当しています。また、放送番組の企画も学生自身が意見を出し合って決めていくアクティブ?ラーニングの形で進めています。放送内容は非公開ではありますが、リアルタイムにアーカイブされ、内容や運用に関する反省を定期的に行うことで、制作意欲の向上や、グループワークにおける連携の重要性などを学びます。

情報工学

情報化社会のさらなる発展に貢献します

日本でインターネットが利用されるようになってから10年以上経ち、技術やサービスもさまざまなものが出てきました。ホームページの閲覧、メールという情報収集や連絡手段としての役割から、ブログやソーシャルネットワークサービスなど自ら情報を発信するツールへと変化を遂げました。
またネットワーク回線の向上に伴い、音楽や映像の配信サービスやイベントなどのリアルタイムの情報を配信するものや距離が離れている人同士の情報の共有のためなど情報を扱う上でなくてはならないものになりました。
また、音声チャットやTV会議などのビジネス利用からオンラインゲームやオークションサービスなどの娯楽の分野にも幅広く展開しています。
ビジネスから趣味まで多くの可能性を秘めているインターネット。あなたも挑戦してみませんか?

電力?環境エネルギー

クリーンなエネルギー環境を考えます

電気は最もクリーンなエネルギーです。電子情報学系では、環境にやさしい、クリーンなエネルギーを考えます。近未来には、水素ステーションが並び、燃料電池車が走ります。 環境にやさしい、新しい発電技術、効率の良い送電技術の開発も進んでいます。リニアモーターなど、超伝導技術を利用した未来技術はもう実用化の技術になってきています。 快適な生活を過ごす上でなくてはならないエネルギーです。限られた資源を守り、美しい地球を守る、「環境にやさしい新しいエネルギー」について考えていきましょう。

電気?電子材料工学

電気電子機能材料の作製から評価までおこなえます

近年、電気電子工学分野や情報工学分野において、コンピュータや量子コンピュータの進歩が著しく、これらの進歩はハードウェア?ソフトウェアの発展のみならず、絶縁材料、半導体材料、あるいは超伝導材料の発展も基盤となっています。
電子情報学系では電気電子機能材料として、:絶縁体、半導体や超伝導に関連した研究にも取り組んでいます。内容は、化合物や分子の結晶育成や薄膜化、さらにはその物性評価、応用である電子デバイスの作製と評価まで幅広いものとなっています。持続可能な社会の維持にも資するセンサやその材料に関する学修?研究を経験し、当該分野で活躍する技術者を目指してみませんか。

電気電子機能材料実験室
電気抵抗測定器

ソフトウェア

情報化社会のさらなる発展に貢献します

日々めまぐるしく進歩するIT産業。数年前の最新技術が今ではもう役に立たないものや、昔は高価で素晴らしい技術が今では一般家庭でも簡単に楽しめる時代になりました。
例えば3Dグラフィックはほんの数年前は最新のパソコンでレンダリング(描画計算処理)を実行しても数時間、長い場合は1日で処理が終わらない事もありました。今では家電屋さんに売ってるパソコンと安価な3Dソフトで個人でも手軽に楽しめるようになってきました。
もちろん、これらはさまざまな企業や大学が研究した結果なのです。本大学でも情報化社会に貢献できるさまざまな研究に取り組んでいます。

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