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卒業生

実社会とリンクする“生きた学び”で得た知識と経験が実務を支える自信になっています

政経学部 政治行政学科 2020年度卒業 小名木 七海

現在、川崎市役所の区民課に勤務し、住民票への記録業務や窓口業務を担当しています。公務員を目指したのは、在学中にフィリピンのスタディツアーに参加したことがきっかけです。

現地で子どもの貧困支援活動に従事したことで、行政に携わり、一人ひとりが暮らしやすいまちづくりに力を尽くしたいと考えました。
公務員就職を見据えて、卒業論文は「ICTと外国人支援」をテーマに設定、地方自治体のWEBサイトについて考察しました。実際に川崎市でもICT化は進んでいて、各種手続きの事前申請や窓口混雑状況の確認などが、スマートフォンの操作でできるようになっています。
しかし、市民への周知の難しさを目の当たりにしているのが現状。こうした自治体における広報活動の課題は、在学中の「行政特殊講義」で学んだ経験があり、実務につながる“生きた学び”だったことを実感しています。また、「世のため、人のために尽くせる人材」という国士舘の建学の精神は、困っている相手の気持ちになって行動するという、私の仕事観に大きな影響を与えています。

これからも、住民の人生に関わる責任とやりがいを胸に、日々の業務と向き合っていきます。


掲載情報は、2022年のものです。