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在学生

専門知識を深める学びの中で芽生えた行政に携わり子ども政策に従事するという夢。公務員採用試験合格を目指して勉強中です。

政経学部 政治行政学科2年 鈴木 和香

政経学部に進学しようと思った理由を教えてください。

私が政経学部に進学を決めた理由の一つは、公務員試験の対策を強化しているからです。
私は高校時代、教師を目指していたのですが、一方で地方公務員も視野に入れていました。政経学部で教員免許を取得できることは知っていたのですが、同時に公務員も目指せるという、幅広い選択ができる点に魅力を感じ、進学を決定しました。
もう一つの決め手は、フレッシュマン?ゼミナールです。フレッシュマン?ゼミナールは少人数のゼミのため、先生との距離が近く、困った時に親身になって相談に乗ってもらうことができます。また、ゼミ研修で遠方へ出かける機会があるので、同級生との仲を深めることができ、1年次から有意義な大学生活にすることができました。
また、政治行政学科を選んだ理由は、昔から興味がある分野だったからです。実際入学して「地方自治入門」や「政治学原論A?B」などの科目を履修したのですが、先生方も実際の体験を基に講義をされていたり、政治学の原点を学習することができたので、より一層この分野の知識を深めることができたと感じています。

将来の夢やビジョン、取得したい資格など、学部で成し遂げたいことを教えてください。また、そのために取り組んでいることがあれば教えてください。

将来は、東京都庁で地方公務員として働き、都の子ども政策に携わりたいと考えています。
都の職員を目指したきっかけは、物価高騰が拡大していることで、各家庭の経済的負担が増えていることです。ライフラインから生活必需品、さらにガソリン代など、幅広く色々なものが値上がりしている現在、大学進学や修学旅行などにお金をかけることが難しい家庭が増えていると知りました。
そのため、今後子どもたちがお金によって進学を諦めたり、したいことができない状況を変えたいと思い、目指そうと決意しました。
目標達成に向けて、2年次では「社会学A」を履修し、子育て費用や子ども(児童)手当、諸外国の子育て政策などを学習しました。さらに、TACの学内講座「公務員試験対策講座」の受講も開始し、公務員試験に向けて数的処理や文章理解などの対策も行っています。

学年を重ねることで、どのような成果、成長を遂げ、ステップアップできていますか。

私は元々、政治学をはじめとする社会科学に興味があってこの学部を選択したのですが、学びを深めることができたのはもちろん、自分の努力をしっかり評価してくれる先生方?ゼミの仲間達がいることが原動力となっています。
レポートや長文の論述テストなどは大学入学後に初めて取り組んだため、最初はわからないことが多く不安でした。そんな中、ゼミの先生方はポイントを教えてくださったり、温かい言葉がけをたくさんしてくださり、自分に自信をつけることができました。さらに、ゼミでともに学ぶ友人たちも、テスト前になると勉強会を開催したり、わからない問題を教え合うことで、自分に良い刺激をたくさん与えてくれました。

研究室?ゼミではどのような活動を行っていますか。

私は現在、基礎ゼミナール(上村信幸教授担当)に所属しています。専門知識を学びながら、児童労働などに象徴される世界の貧困問題について学習しています。春期は教科書を用いてグループ単位でプレゼンテーションを行い、その後に質疑応答を通じてゼミ全体で活発に議論を展開しています。
教室での学びに加えて、このゼミでは社会貢献を目的とするアクティブラーニングに取り組んでいます。具体的には、毎年の楓門祭(大学祭)でフィリピンの路上の子どもたちの自立支援をサポートするチャリティ出店を展開し、「フェアトレードコーヒー」や関連商品の販売等のボランティア活動を行うことになっています。。
実は今夏、国際NGOアイキャンが主催するフィリピン現地調査にゼミ学友5人と一緒に参加してきました。現地では、路上で物乞いや車の窓拭きをしてお金を稼ぐ子どもたちの現状や社会に存在する圧倒的な格差の存在を実際に体感することができました。
何でも話しえるゼミの友人、お互いに支えあうゼミの絆は魅力的です。さらに、先生はいつも前向きな言葉をかけてくださり、また親身になって相談に乗ってくださるので、安心して大学生活に全力投球できます。特に学業で自分の目標を達成できた時にその頑張りを褒めてもらったことがとても嬉しく、これからも頑張ろうとという気持ちになりました。

国士舘大学に進学して良かったという点を教えてください。

国士舘大学のいいところの一つは、設備が整っているところです。メープルセンチュリーホールにはスポーツジムが設置されているので、空きコマに通っている友人も多いです。また、学食も綺麗なので毎週利用しています。
さらに先生方がとても親切なので、わからないことや不安なことがあったらすぐに相談できます。入学時には履修登録の仕方や単位について一から説明してもらえるので、戸惑うことなく大学生活のスタートが切れたと思います。

国士舘大学をめざす受験生へのアドバイス、メッセージをお願いします。

受験生の皆さんに言いたいことは、「とにかくなんでも挑戦してみよう!」です。
大学は、勉強をするだけの場所ではありません。勉強以外にも、サークルに所属して多くの人と関わること、海外留学で未知の世界に飛び込むこと、好きな分野をひたすら研究すること…すべてが貴重な経験です。国士舘大学は、こうした経験がたくさんできる、とても良い大学です。先生方も親切ですし、学生数が多い分、きっと気の合う友達がたくさんできます。
もしうまくいかないことがあったとしても、それを覆すくらい、4年間でプラスの経験がたくさんできるはずです。
ぜひ一緒に国士舘大学で学びましょう。



掲載情報は、2023年のものです。