経済研究所主催の就職活動体験報告会が1月14日、6号館6301教室で開催され、経済学科の学生を中心に政経学部の1?2年生と教員ら約50人が参加しました。
まず、キャリア形成支援センターの職員が政経学部の就職状況を説明。「政経学部の学生が就職する業界として銀行や行政、警察などがあるが、学部の傾向にとらわれる必要はない。何にでもなれると考えて、まずは動き始めてほしい」と話し、早期選考などの就職活動の現状やキャリア形成支援センターの活用方法を案内しました。
次に、4人の学生が、市役所行政職員、不動産業、情報サービス業、運輸業といったそれぞれの進路先決定までの道のりを紹介しました。
市役所行政職員に決定した学生は、毎日の勉強方法や自治体研究の重要性についてアドバイスしたほか、一般企業での採用選考を活用して面接練習を重ねたと説明しました。情報サービス業に決定した学生は「就職活動の成功の秘訣は楽しむこと。後ろ向きな気持ちはうまくいかない。楽しみを見つけて、とことんやったほうがいい」と話し、自身の自己分析の方法や企業選びで大切にした3つのポイント、面接時に面接官に評価を聞いたり社員面談をするなどしたエピソードを紹介しました。
いずれの学生も、面接時に大学時代の経験を具体的なエピソードを添えて紹介できたことが説得力のある話につながったと言い、「経験を通して何を考え、どう行動したか」について話すことができる強みを持つことの重要性を伝えました。
本報告会は、これまで2?3年生を対象に実施していましたが、早期選考の影響と、低学年次から就職活動への意識を高めるために、今年は1?2年生を対象に実施しました。参加した学生らは真剣に耳を傾け、必ず向きあうことになる就職活動に向けての意識を高める機会となりました。





