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在学生

厳しい実習の中で培った責任感。人命救助に携わるという“覚悟”を胸に救急救命士への道を目指します。

体育学部 スポーツ医科学科 2年 相崎 由凪

中学時代から消防官に憧れていた中、祖父が倒れた際に駆けつけてくださった救急救命士の方の誠実で冷静な対応に安心感を得ることができ、救急救命士の資格を持った消防官になるという夢が生まれました。

国士舘大学に進学したのは、現場の最前線で活躍した先生方から実践的な指導が受けられることに加え、「世のため、人のために尽くせる人材の育成」という建学の精神が、些細なことでも人の役に立ちたいという、私の人生の目標と重なることが決め手となりました。

強く心に残っている授業は、1年次の水難救助実習です。班のリーダーとして、チームで人命救助に取り組む責任感を学びました。海での実習は、体力的にも精神的にも厳しいものでしたが、「覚悟があれば乗り越えられる」という先生の言葉が胸に響き、私の行動指針となりました。

本学科は縦の絆も強く、救急活動を自主的に学ぶ「JPTECK研究会」にも所属し、先輩の指導のもと知識?技術を養っています。また、外国人の傷病者にも対応できるよう、学内の短期留学制度や本学科の海外実習への参加も考えています。

今後は、救護ボランティアやBLS※普及活動などの学外活動にも積極的に参加しながら、知識と技術の向上に努めていきます。
※BLS:Basic Life Support(一次救命処置)


掲載情報は、2023年のものです。