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卒業生

“すべては傷病者のために”在学中に学んだこの言葉を体現すべく知識と技術を磨いています。

体育学部 スポーツ医科学科 2021年度卒業 勝間田 稜平

在学中に救急救命士の国家試験に合格し、幼い頃からの憧れだった消防官として、東京消防庁に勤務しています。現在は、ポンプ隊員として消火、救助活動を行うほか、救急救命士として救急車への乗務も行っています。さまざまな災害現場で的確に活動できるよう、日々訓練を重ね、火災や救急に関する活動基準の勉強も怠りません。

現場活動では、多くの知識?技術が求められますが、その土台となっているのが、在学中に、東京消防庁のOBをはじめ、最前線の現場で活躍された先生方による指導のもと身に付いた、実践的な技術です。

「救急救命処置実習」では、傷病者の病態を観察し、確実な判断と処置を施す実技を学び、実際の救助活動に活かせています。授業で先生から伺った“すべては傷病者のために”という言葉は、私の行動の指針となっており、救急搬送した方から感謝の言葉をいただいたときには、やりがいを感じます。

また、都民の皆様への防災指導の際には、在学中に取得した防災士としての知識が役立っています。世のため、人のために活動するという誇りを胸に、救急の現場に臨んでいます。


掲載情報は、2023年のものです。