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在学生

実習で育んだ、救護現場の状況に応じた柔軟な対応力。目指すのは、傷病者の心に寄り添う救急救命士です。

体育学部 スポーツ医科学科2年 山中 薫子

体育学部に進学しようと思った理由を教えてください。

私は救急救命士として人の命を助けることができる消防士に憧れました。国士舘大学は救急救命士の国家試験の合格率が高く、消防への就職率も高かったため志望しました。また、実際に最前線で活躍されていた先生方から指導を受けることができるところに魅力を感じました。

いま一番興味?関心を持って学んでいるテーマや分野、科目は何ですか。

救急救命処置実習2です。1年生で習った手技の復習から初めての隊活動という形の実習を行う中で、隊長を行う時に習った通りそのままやるだけでなく想定や隊員に合わせて臨機応変な対応も必要であり、自分のことだけでなく指示を出す難しさを感じます。しかし、先生や班のみんなと話し合いながらフィードバックをすることで理解が深まり楽しさもあります。

学年を重ねることで、どのような成果、成長を遂げ、ステップアップできていますか。

実際に口頭指導などで一般の人に言葉だけで指導するとなったときの難しさを知りました。そのため、わかりやすく伝えるためにその人の状況や気持ちを考える努力をすることができ、傷病者やその関係者に対する理解をすることに繋がり、傷病者に対して寄り添うことができる救命士を目指す自分の成長に繋がっていると思います。また、実習等で筋力トレーニングを行うことで精神的にも体力的にも成長を感じています。

国士舘大学で学んだことで成し遂げられた夢、または必ず成し遂げたい夢を教えてください。

これまでの授業を受けていく中で、やはり救急隊だけでは全ての人を救えずバイスタンダーがとても重要であると感じました。そのため、BLSの資格を生かして、一般の人にバイスタンダーの大切さを知ってもらい、もしもの時に一次救命を行なえる技術を伝えて広めていけるようにしたいです。

国士舘大学をめざす受験生へのアドバイス、メッセージをお願いします。

最前線で活躍されていた先生方の指導を受け立派な救急救命士を目指せるように頑張りましょう!



掲載情報は、2023年のものです。