経営学部の1年次では、初年次教育として、春期の「フレッシュマンゼミナール」および秋期の「ゼミナール入門」が開講されています。両科目は、少人数の演習形式で大学での学びと専門分野を深めるための基礎を養うことを目的として、7クラスに分かれ全学生が受講しています。
春期の「フレッシュマンゼミナール」では、大学での学習や生活をスムーズに始められるように、国士舘の歴史、図書館の使い方、研究テーマに応じた情報収集の方法など、大学で学ぶために必要なスキルの習得を図ります。秋期の「ゼミナール入門」では、前期の学びをさらに深化させ、レポートの作成方法およびプレゼンテーションスライドの作成?発表方法を学び、学期末にクラス内でプレゼンテーションを実施する予定です。
10月5日に外部講師を招き、5号館3階の各教室で行われた「ふりかえりセミナー」では、ゼミナール入門の授業の一環として、1年生全員がグループワークを通じて春期の振り返りを行いました。7クラスを、午前2教室?午後2教室に再編成し、6~7人の各グループのなかで、活発なワークが展開されました。
セミナーでは、グループメンバーの相互理解と親睦を図ることを目的に、総当たりインタビューとして夏休みの思い出や春期の振り返りを話題に交互に話し合い、相手のことを理解するための質疑応答を通じて親睦を深めました。最後には、半年間の大学生活の成果や反省点を振り返る「ふりかえりシート」を作成した後に、互いにアドバイスを送りあうなどして、秋期からの授業や学生生活への意欲向上に繋げました。
最後にグループ内メンバーで「プレゼントカード」を作成し、メンバー同士でプレゼントし合いセミナーは終了しました。今後は、2年次の「基礎ゼミナール」を経て、3?4年次の「専門ゼミナール」「卒業論文」へとつながる大学ならではの授業を通して、議論や発表により研究テーマを掘り下げ自らが考えて意見し学び続ける力を培います。
2024.10.07