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2024年05月24日

修了生紹介(考古?歴史学コース)

人文科学研究科の修了生を紹介致します。2024年3月に修了された田中雄大さんに、大学院での学びについてうかがってみました。

 

田中 雄大(たなか ゆうだい)

専攻 人文科学研究科 人文科学専攻 考古?歴史学コース

 

大学院に進学した理由は

学部生時代に博物館学芸員の資格を取得するために授業を受ける中で、学芸員を目指してみたいという気持ちが強くなりました。卒業論文の構想を本格的に考え始める3年生から4年生への移行期において大学院への進学を決断し、より一層研究に身を入れるようになりました。学部時代の研究に満足ができず研究を続けてみたいという気持ちが大きかったことも、修士課程に進もうと思った理由の一つです。

大学院/指導教員の思い出は

指導教員の夏目先生には、自分の研究が進むごとに、読んでおくべき論文や知っておくべき人物などについて的確にアドバイスをして頂きました。自分一人では不安な修士論文の執筆について、添削などを通して最後までサポートして頂いたことで、完成度の高い論文を仕上げることができました。

また、学部時代にあまり交流のなかった先生方と交流する機会が多くあり、その点が強く印象に残っています。自分が専攻する時代以外の研究について先生方と様々な議論をしながら学ぶことで、自分の研究を楽しく充実感を持って進めることができました。

学部との違いは

自分がやりたい研究分野について、その内容にスポットを当てながら日々の授業や研究を進める点です。大学院では、単位を取るために授業を受けるのではなく、完成度の高い修士論文を作り上げるために授業を受けるため、学部時代と違って大変なことも多くありますが、それ以上に知的好奇心に溢れた時間を過ごすことができると思います。学内だけでなく、外部の研究者の方々と交流する機会もあるため、学部時代ではできない貴重な経験をすることができます。

院生室(大学院PC室)での過ごし方は

院生室では主に授業の課題を行ったり、研究に必要な資史料の分析を行ったりして過ごしていました。授業を含めて1日の大半を大学で過ごすことが多かったため、授業の時間は先生の研究室で授業を受け、それ以外の時間は自習室で勉強するというサイクルで過ごしていました。院生室の外の廊下に大学院生が借りることのできるロッカーがあり、そこに研究に使う資史料を保管しておき、必要な時にすぐ資史料を用意できるためとても重宝していました。院生の出入りはあるものの、非常に静かで机を広々としているため、集中して勉強することができました。飲食もできるため、食堂でお弁当を購入して食べることもありました。図書館と違ってあまり周りの目が気にならないため、しっかり集中して作業をしたい方におすすめの空間です。

 

以上、田中さんに大学院での学びがどのようなものだったかを回答いただきました。

修了後の御活躍を期待しております。

文責:研究科長 松野敏之

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