本学キャリア形成支援センター主催の「面接体験セミナー」が11月30日、12月1日の2日間、世田谷キャンパスで実施され、就職活動を控えた学部3年生、修士1年生約40人が参加しました。
セミナーでは2日間にわたり、グループディスカッション?集団面接?個人面接対策を中心に11のグループに分かれ実習を行い、学生は事前に作成した履歴書をもとに、本番さながらの面接を行い、各グループの講師から直接指導を受けました。実習では、互いに気づいた良かった点や悪かった点などをアドバイスし合う場面もあり、学生にとって実りある時間となりました。
本セミナーで講師を務めた企業の採用担当者は、面接時の姿勢や話し方のみならず、どのような視点で話を進めていくべきかなど、採用担当者の視点で各学生にアドバイスを送りました。その他にも「世の中の情勢を深く知り、各方面にアンテナを張っておくと、より濃いディスカッションができる」「形式にとらわれないようにすることが大切」などのアドバイスが送られました。
1日目の実習後には、1号館地下1階で情報交換会が行われ、軽食を片手に終始和やかな雰囲気で講師の方々やグループの学生同士交流を深めました。
参加した学生からは「本番さながらの雰囲気でとても緊張した。面接後には、有益なフィードバックをもらえたことで自身の課題を見つめなおすことができた」「想定していた質問とは異なる質問をされ、思い通りに答えられなかった。本番前にこのようなシミュレーションができたことはよかった」「講師の方々の意見はとても参考になった。緊張したが、就活本番に向けてこの雰囲気に慣れていかないといけないと強く感じた」などの感想が聞かれました。
本セミナーは、企業の採用担当者から直接指導を受けることで、自己分析や就職活動に対する意識の高揚を図り、学部を超えた学生同士が交流することでコミュニケーション能力を高めることを目的として毎年秋期に実施しています。キャリア形成支援センターではその他にも年間を通じてさまざまなプログラムを実施しており、学生一人一人の能力や個性にあった、きめ細やかなサポート体制で就職支援を行っています。